「私はロボットではありません」にチェックをいれたことはありませんか？
人間が送信していますよと証明するためにしていた作業。
GoogleのreCAPTCHAはあなたのサイトのスパム対策を無料で提供しています。
では、reCAPTCHAの仕組みをおはなします。
reCAPTCHAの仕組み
あなたのサイトにボットがレビューを書いたり、情報を読み取ろうとします。
GoogleにreCAPTCHAを導入すると、すべてのページを見てボットを検索・排除してくれます。
ボットとは？
ボットとは、コンピュータウイルスのことです。
ハッカーが遠隔操作をしてコンピューターをウイルス感染させます。
ウイルス感染したコンピュータにハッカーが外部から操作するので、ロボット➡ ボットといわれています。
ボットとは、コンピュータを外部から遠隔操作するためのコンピュータウイルスです。
総務省 国民のための情報セキュリティサイトより
この10年の間にreCAPTCHAは進化して、
- reCAPTCHA
- reCAPTCHA v2
- reCAPTCHA v3
と変化しています。
reCAPTCHA
2007年頃、reCAPTCHAは文字を入力する認証システムを使っていました。
文字を見ながら入力するのですが、文字が正しく入力できないデメリットがありました。
reCAPTCHA v2
reCAPTCHA v2は2012年頃から導入された認証システムです。
画像認証で、質問にあった画像をクリックする方法です。
少し時間がかかることがあり、面倒くさいと思う人もいるのではないでしょうか？
今でも使われていますが、中には全く違う絵がでてきて困ってしまったことがあります。
人間が画面上で作業をするので、自動送信される迷惑メールを排除ができます。
reCAPTCHA v3
現在のreCAPTCHA v3は、2018年に導入されています。
reCAPTCHA v3からは、ユーザーは、文字の入力・画像認証などを全くする必要がなくなりました。
サイトの裏でボットを確認・削除しています。
でも、ボットかもしれないと判断された場合は、
「ロボットではありません」が表示されます。
reCAPTCHA v3では、どのコンテンツ（ページ）にボットが攻撃したか確認できます。
Google reCAPTCHAをクリック
Googleにログインしていない場合は、ログインします。
すでにログインしていれば以下の画面が表示されます。
v3 Admin Consoleをクリック
以下のページに移り、スコア分布などを確認できます。
リクエスト数（ページにreCAPTCHAが受け取った数です）
スコア分布（不正なトラフィック、安全なトラフィックの確認）
まとめ
あなたのサイトとあなたのサイトを訪問するユーザーを守るreCAPTCHA。
reCAPTCHA は、ボットからの攻撃を守ってサイトを安全に保ちます。
導入方法は簡単なので、ぜひ使ってスパム対策をしましょう。
