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クラウドソーシング ライターの単価は安い?実態調査 2021

クラウドソーシングでライターの仕事を探している人は多いのではないでしょうか?
しかし、文字単価の安い案件ばかり。クラウドソーシングでは、どんな文字単価の案件があるか知りたくなります。


そこで、本当にクラウドソーシングでは、ライターの文字単価が安いのか、実態調査を実施。
調査の結果は、文字単価はやはり安かった。とても残念です。

では、解説していきます。

クラウドソーシングでのライター案件の調査

クラウドソーシングの今回の実態調査は、2つを対象。

CrowdWorks(クラウドワークス)

クラウドソーシング 「ランサーズ」

誰でも無料で簡単に登録できるサイトです。

今回、調査をしたライターの仕事は2種類。

種類

タスク案件 :クライアントとの交渉などはなく、お仕事の作業がすぐにできます。レビュー記事など気軽にできるものが多い。

プロジェクト案件 :クライアントに提案します。そのあと複数の応募者の中から、選ばれた人がお仕事を進めていく方式です。
          提案文で、あなたのスキル・実績などから、選ばれる場合が多い。

ライターのお仕事は、パソコン一つあれば始められる在宅のお仕事です。
クラウドソーシングに登録している利用者は多い。


まずは、タスク案件から調べてみました。

ライターのタスク案件は、悲しいほど安い

タスク案件は、提案する必要がないので、初めてでもカンタンに作業ができます。
その分、単価はとても安い。

クラウドソーシング 2021.5. 346件対象

今回のタスク案件の調査でわかったこと。

  • 1000文字以下の文字数の依頼が多い
  • ほとんどの文字単価が0.5円以下
  • 体験談など書きやすい案件は、0.2円の文字単価がある

タスク案件でも、ライターのお仕事はリサーチ時間が必要です。
時給計算すると、割に合わない。
初めてのライターのお仕事として実績を積む以外は、タスク案件で収入を得ていくのは、かなり難しいと思われます。

では、プロジェクト案件はどうなっているでしょうか?

ライタープロジェクト案件の文字単価 構成

プロジェクト案件は、単発のお仕事とは違って継続される可能性が高く人気です。

専門性のあるプロジェクト案件は、単価が高くなります。
例えば、

  • クレジットカード
  • FX・仮想通貨
  • 資格がある方向け (栄養士・土地建物取引士など)

しかし、プロジェクト案件の総合的な単価の実態は、悲しいことに安い。

▼ 0.1円~0.9円の文字単価  60%ぐらいを占める

▼ 2円以上の文字単価   12%と割合が少ない

プロジェクト案件で仕事をする場合、1円以下の文字単価案件が多すぎます。
1円以上のプロジェクト案件をするのは、初心者には大きな壁になっているといえます。


では、クラウドソーシングはいくらで相場を提示しているのでしょうか。

クラウドソーシングの提案されている 文字単価 相場

クラウドソーシングでは、クライアントに相場を以下のように提示しています。

クラウドソーシング 文字単価 相場

相場は、できればこの単価で依頼してほしいという提示。クライアントは、相場の金額より低い場合でも、依頼はできます。

そして、クラウドワークスでは、文字単価が相場より低い場合は、以下のように表示されています。

この仕事は、相場に対して報酬額が低い可能性があります。

また、ランサーズでは文字単価を決める際は、相場を参考にしてくださいと提案されています。

※現状、ランサーズでは以下相場表価格に+0.5~1.0円の文字単価が主流となっています。

※最低文字単価につきましては今後何らかの制限を行う可能性もございます。

2018年 9月 ランサーズ 品質向上委員会からのお知らせより

2018年のお知らせです。
ランサーズでも、受注者の意見が届いていることもあり、すべての依頼をチェック、確実に不正があるものは非表示など対応をしています。

しかし、文字単価の安い案件は、今でも半分以上を占めているのは残念です。

ライターの依頼単価の安さの原因

クラウドソーシングのライター単価の安さの原因は、いくつかあります。

クラウドソーシングの需要と供給の関係

クラウドソーシングのライターの登録者数 100,000人以上

ライティングの仕事依頼数   3,493件(1日あたり)

ライターの登録者数が多く、案件の争奪戦のようです。

この状況では、文字単価の高い案件にたどり着くのは、難しいですね。
ライターの仕事で収入を得たい人が多いので、安い単価の案件でも作業する人が増えてしまいます。
そのため、多くの依頼者が安い文字数単価で発注しているのではないかといえます。

クラウドソーシングでは、ライターの実力が見えない

クラウドソーシングでは、誰でも登録できる。
その気軽さから、どんな実力をもった人がいるか見えにくいデメリットがあります。

クライアントの立場から見れば、納品された仕事に見合う内容ではない場合があるので、高い文字単価で発注できない。
また、納品期限を守らないライターがいる。
そのことから、文字単価は安く発注されている場合があります。

誰でも始められるマッチングサイトは、メリットとデメリットが存在しますね。

あなたにもできるライターの単価をあげる対策

ライターの単価をあがるためには、いくつかポイントがあります。

  • ライター実績を増やし、直接依頼をもらう
  • スキルを磨き、専門性の案件を受注する
  • 継続クライアントの案件を誠実に仕事をし、信用を得る
    単価値上げの交渉する
  • プロクラウドワーカー または、認定ランサーになる
    スカウトメールから、文字単価の高い案件を受注できるようになる

まとめ

クラウドソーシングでのライター案件は、やはり安い単価が多いことがわかりました。
なかなか収入があがらないくて、安い単価の案件ばかり作業していては、効率が悪い。

クラウドソーシングをうまく活用し、時間単価を計算してどの案件を獲得するべきか、作業前に考えてみてはどうでしょう。
低単価で疲労しすぎないよう、またスキルを常に磨きWebライター活動をしていくとよいのではと思います。

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