「無料の校正・校閲ツールでは、少しもの足りない」
「何社もライターの仕事をしていると、レギュレーションの違いをすべて把握するのが大変」
そんな悩みを解決してくれるのが、文賢。
それぞれのクライアント別にレギュレーションを文賢のカスタム辞書で作成すれば解決できます。
カスタム辞書を利用すれば表記ゆれを確実に確認してから、納品できますね。
そして文賢の魅力は推敲支援。
文章のねじれや言い回しのアドバイスを活用して、あなたの文章のレベルアップにつながります。
今回は、ライター必須の有料校閲支援ツール 文賢をご紹介します。
文賢の魅力をポイント解説
文章作成アドバイスツール【文賢】文賢の魅力を解説します。
- クラウド型
- 校閲支援
- 推敲支援
- 文章表現のアドバイス
- カスタム辞書の共有・編集
- 音声読み上げ
- 表示幅の変更と表示
- Google Chrome拡張機能
文賢の一番の魅力は、クラウド型ツール。
パソコンにダウンロードする必要がないので、リサーチ時になかなかサイトが開かないという悩みはありません。
誤字脱字、誤った敬語、二重否定など校閲支援もできます。なんといっても推敲支援がイチオシ。
「です・ます」が3回も連続してしまう文末表現や、50文字以上に読点がないなどを指摘してくれます。
あなたの文章の特徴を学ぶと、どんなふうに改善するとよいか見えてきます。
カスタム辞書は、レギュレーションを登録、使い勝手に合わせて編集可能。
さらに校閲支援・推敲支援も辞書に登録でき、言葉の使い方・ルールをライター同士で共有できます。
校閲支援を使う時は、目で確認し、音声読み上げを使ってさらに文章の流れを確認する。
こんな使い方をしてみてはどうでしょうか。
表示幅も変えて、スマートフォンの見方も確認もできます。
Google Chrome拡張機能を使えば、今までコピー&ペーストしていた作業が簡単になります。
流れは、文章を選択 ➡ 右クリック ➡ コンテキストメニューを表示、「文賢に送る」 ➡ クリック
(WordPress、note、Jimdo、Evernote、ChatWork、Slack、各種ブログサービスに対応)
費用
文賢の費用は、初期費用 11880円 通常購入 2178円 ※すべて税込表示です。
まとめ買い割引率 | 価格 | |
---|---|---|
購入数 | 1ライセンス | ¥2,178 |
5ライセンス以上 | 5% | ¥2,069 |
15ライセンス以上 | 10% | ¥1,960 |
30ライセンス以上 | 15% | ¥1,851 |
文賢の口コミ
文賢の口コミを集めてみました。
口コミから見ると、「自分で気づかない文章の癖を指摘してくれる」
「強制的に文章に対する意識が変わること」など、推敲支援に対しての評価が高いですね。
文賢を魅力を比較
校正・校閲ツール | 文賢 | ATOK passport | Just Right!6 Pro | moji-ka | Word |
初期費用 | 11,880 | ||||
料金 | 月額2,178円 | 月額550円 | 1個 47,000円 | 月額980円 | 月額1,284円 |
まとめ買い割引 | 最大15%まであり | ||||
支払い方法 | 銀行振込・PayPal | クレジットカード | パッケージ・ダウンロード型 | クレジットカード | Microsoft 365 Personalがおすすめ 店舗・オンライン・Microsoftでも購入可能 |
インストール台数 | 1ライセンス/ 1ユーザー | 10台 | 1ライセンス/ 1ユーザー | 1ライセンス/ 1ユーザー | 何台でも可能(Personal) |
動作環境 | PCでWindows 10以上/macOS High Sierra以上、ディスプレイ幅1280px以上 | Windows、macOS、Androidの各日本語版 | Windows10 | Windows・macOS | Windows・macOS |
型 | クラウド型 | インストール型の上、クラウド型が使える | パッケージ・インストール型 | クラウド型 | ソフト・ダウンロード型 |
ハードディスク / ストレージ必要容量 | 730MB以上 | 200MB以上 CD-ROMドライブが必要 | 4 GB の空きディスク領域 | ||
サポート | 支払い・決済方法のみ | 電話・メール対応 | 電話・メール対応 | メール対応 | 電話・メール |
使い方 | Google Chrome拡張機能でクリック | クリックのみ | コピー&ペースト | 直接moji-ka入力 校閲をクリック | Wordに入力 校閲をクリック |
最大文字数 | 最大30,000文字 10,000文字を推奨 | 10,000文字 | 無制限 | 無料:3000文字 有料:無制限 | 無制限 |
校正・校閲機能 | 14項目 | 33項目 | 42項目 | 17項目 | 10項目 |
推敲支援 | 18項目 | 13項目 | |||
音声読み上げ | |||||
辞書 | 共有・編集可 | ルール登録可 | ルール作成可 | 単語登録可 | |
文字数カウント | 漢字使用率カウント可 | 漢字使用率カウント可 | |||
コピペチェック | |||||
公式サイト | 【文賢】公式サイトへ | ATOK Passportへ | Just Right!6 Proへ | moji-kaへ | Microsoftへ |
※ATOK passportは、個人用で販売されています。
法人用は、ATOK Pro 4 for Windows(入力環境を整えるもの・別に辞書の購入が必要)で価格はお問い合わせください。
校正・校閲ツールを比較してみると、文賢は初期費用がかかります。
しかし、クラウド型でパソコンの容量を心配しなくていい。
推敲支援があることは、初期費用はかかっても十分活用できると考えられます。
Just Right!6 ProやATOK passportは、校正・校閲ツールに特化しています。残念なところはインストール型ですね。
また、Just Right!6 Proのバージョンアップがあった場合は、再度バージョンアップしたものを購入する必要があります。
その他の有料校閲・校正ツールの紹介記事があります。
こちらも参考に読んでみてください。
文賢とは
文章作成アドバイスツール【文賢】
文賢は、株式会社ウェブライダーが制作された、推敲・校閲・校正支援ツールです。
読みやすくわかりやすい文章や、人を傷つけない文章を書くためには、多くの人のチェックが必要です。
文賢(ブンケン)は、独自に研究を続けた「100を超える視点」を用いて、あなたの文章をチェックします。
そして、より良い文章を書くための改善点を提案します。文賢は、人の気持ちに寄り添う、新しい文章作成アドバイスツールです。
引用:文賢より
SEO業界で15年以上の実績から、以下のサービス内容があります。
- コンサルティング
- Webサイト制作
- オウンドメディア制作
- ウェブライダー式SEO超集中講座
そして自社メディアを制作・SEOの実践されています。
6つメディアがあるうち1つに「Betters」があります。
サイトの中のたった3記事が、2019年3月に上位1位から3位までを獲得。
(現在 マザーズバッグ 5位、会社辞めたい 8位 2021年 7月現在)
また、ウェブライダーといえば、代表取締役/プロデューサー 松尾茂起さんの
「沈黙のWebライティング Webマーケッター ボーンの激闘」が有名ですね。
2021年6月21日の大型アップデートで、2017年10月のリリースからバージョン6となっています。
実際にWebサイトの記事制作やメディアの運用を成功されている実績があるからこそ、文賢がライターに寄り添ったアドバイスができるのでしょう。
導入事例
文賢は、現在は2000社以上の導入事例があります。
企業・個人から選ばれる文賢。多くは、ライター・編集者に使われています。
そして、文賢はライターの中で口コミによって広がっています。
読まれる文章・わかりやすい文章を書くライターには、使いたくなる校閲・校正ツールのようです。
参考:文賢 インタビュー記事より
『ノマド的節約術』編集長
株式会社cocowa 代表取締役 松本博樹さんのインタビュー
5800以上の記事がある『ノマド的節約術』
松本さん本人も記事を執筆され、またライターさんの編集もされています。
しかし、ライターさんが増えたことで自分の執筆時間がなくなってきたことや編集やフィードバックの時間を減らしたいという理由で文賢を使われるようになったそうです。
文賢導入後には、編集・フィードバックをする時間短縮ができ、さらに「各人の執筆のスピードが上がり、書ける記事の幅も広がって、メンバーの成長を感じています」、と答えておられます。
ライターとブロガーの私には、松本さんのお話がとても興味深く感じられました。
文賢を使って自らの癖を知り文章に活かせれば、ますます読まれる文章が書けるようになりそうです。
デメリット・メリット
デメリット
文賢のデメリットは、以下です。
- 完璧な校正ツールではない
- 値段が高い
校正ツールとして他社と比較した場合、完璧に校正はできていません。
文賢からは下記のようにコメントがあります。
「文賢」の校閲機能は、あくまでもユーザー様の校閲をアシスト(支援)するものです。
随時、社内の研究チームとユーザーさまのフィードバックによってアシスト精度を上げ続けておりますが、現在は文章中の言葉のすべての間違いを正確にもれなく指摘するものではありません。
そのため、誤字脱字チェック機能の精度のみを過度に求められて購入される場合は、ご注意いただけると幸いです。
引用:文賢より
しかし、無料の校正ツールや他社の校正ツールもすべてがパーフェクトとはいえません。
やはり機械(AI)なので間違いは起こる。
文賢の校閲支援をカバーするために、無料の校正ツール ennoやWordなどを併用することをオススメします。
また人の目で確認する、耳・音で確認すると文章がわかりやすく、伝わりやすくなります。
値段については、初期費用がかかること、毎月の支払いが他の有料校正ツールと比べれば少し高め。
しかし、ツールを使うと時間短縮ができます。さらに推敲で文章に磨きがかかると、お金を時間で買う価値が高まるのではないでしょうか。
メリット
- クラウド型なので、パソコンの容量の心配がない
- 文章の改善点をアドバイスしてくれる(推敲支援)
- 辞書にルールを登録・編集でき、チームで使いやすい
- Chrome拡張を使って、時短ができる
- ダークテーマを使えるので、目にやさしい
- 文字数カウント、漢字の使用率カウントなど機能がたくさんある
文賢のメリットは、やはり推敲支援。
文章をわかりやすくするために、いつもと少し違う表現を「詳細な補足説明」で気づかせてくれます。
また、チームで共有する辞書を活用する。
表記ルールを登録するだけで共通認識ができます。異なるメディアごとに辞書を作成し、表記ゆれチェックを短縮できます。
2021年6月21日の大幅アップデートで、さらに使いやすくなり、読み上げ速度が変更できる。
Chrome拡張機能のGmailの誤送信チェッカーを使って、送信前に文章のチェックができます。
利用方法の流れ
文賢の利用方法は、最初に文賢のサイトから申し込みをします。
①申し込みフォームに入力
【ライダーストアアカウントがある方は こちらに記入】
【ライダーストアにアカウントがない方は、こちらへ記入(初めての方)】
②支払いをする
- 銀行振込 (180日分まとめての支払いとなります)
- PayPal(クレジットカード支払い・30日ごとの定期支払い)
④本登録用のメールを受信
ライダーストアのアカウントを作成する
⑤文賢にログインする
⑥初回ログインの時に、オーナーにライセンスを付与するかどうか聞いてきます。
オーナーが「文書チェック機能」をを使用する場合は、「ライセンスの付与する」を選択。
「辞書の編集やユーザーの管理機能」のみを使用する場合は、「付与しない」を選択する。
※オーナーへの付与は、いつでも解除可能とあります。
⑥ライセンス管理でユーザーを作成する
⑦パスワード設定メールが届く
⑧文賢を使う
この文賢はダークモードです。かっこいい!
支払い方法の流れ
文賢の支払い方法は2つ。
- PayPal支払い(クレジットカード)
- 銀行振り込み
銀行振込の場合、180日契約の場合に使えます。
まとめ買いの注意
まとめ買いの場合:5ライセンスを同時に支払うこと。別々に支払うと割引になりません。
例えば、2ライセンスを購入、後日3ライセンスを購入しても割引とならない。
支払い時には、注意が必要です。
解約方法
PayPal支払いと銀行振り込みの場合、それぞれ方法が違うので気を付けましょう。
PayPal支払いの場合
ライダーストアのマイページより「定期支払いをキャンセルする」
次回の更新日以降は、次回のPayPal支払いは、キャンセルされます。
銀行振込
銀行振込は、更新案内メールが届いても振込をしなければ解約できます。
注意
文賢を解約した場合でも、初期費用・通常払いの日割り計算での返金はありません。
(キャンセルをしたその月内は、使用できます)
もし、一度解約して再購入したい場合、ライセンスの有効期限が切れていると再度初期費用の支払いとなります。
あなたのライセンスの中に1つでも有効期限内のものがあれば、初期費用はかかりません。
お試し方法のご紹介
文賢のお試し方法があります。
オンライン説明会に参加すると、4日間だけですがトライアルアカウントが発行され使うことができます。
残念なことに、オンライン説明会は平日の午後1時から。
仕事の合間などに参加できるといいですね。
お試し方法の詳しい方法は、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
今回は、文賢の解説をしました。
文賢の特徴
- クラウド型でパソコン容量の心配なし
- 14項目の校閲支援
- 18項目の推敲支援
- 最終チェックのためのアドバイス
- カスタム辞書を使ってルールを編集・チームで共有
- 音声読み上げで文章の流れをチェック・速度も変更可能
- Google Chrome拡張機能で文賢に簡単送信・Gmail誤送信チェック
口コミを読んでみると、職業・状況は違いますが「推敲支援」を活用して、文章に磨きをかけ時間短縮になっているようです。
ライターはいかに早く記事を書くことができるか、それが報酬にもつながります。
一人でも、チームでも使える文賢は、有料ではありますが「文章の上達」、「時間短縮」、「チームの共有」とメリットは多くあります。
あなたはどんなふうに文賢を使いたいですか?