自分で校正すると誤字脱字を見落としていてきづかない場合があります。
気が付かないうちに話し言葉になっていませんか。
文章校正のツールを使うと自分の見落としていたところをすぐに指摘、さらに時間短縮
自分の文章の特徴にも気づくことができるので便利です。
では、無料のおすすめ文章校正ツールをご紹介します。
無料の文章校正ツール
Enno
主な日本語の文章をチェックできる無料文章校正ツールです。
Enno 作成者
hachi8833 2013年に作成
ユーザー登録 不要
作成者がエラーを確認した時に修正
文章校正ツールで出来ること
- タイポ(タイプミス)
- スペースのエラー
- 誤字脱字
- 変換ミス
- 入力後の編集ミス
- 文字化け
使い方 特徴
校正したい文章をコピー , ペースト
エラー 黄色でハイライト
ハイライト ツールチップで解説を表示
エラーを修正後 再度押す
文書はデータベースに保存はされません。
管理者はデータを読むことはないです。
私が文章チェックをしてみました。
カジュアルな言葉の指摘、冗長な表現の指摘もできています。
できていなかったのが、誤字脱字のチェックでした。
制作者からの注意があります。
安全性とは別に、以下の該当する文書は、たとえその一部であっても絶対にチェックしないでください。許可や同意を得ていない、社内/組織内の非公開文書およびメール
Enno 使い方より
許可や同意を得ていない、顧客や取引先の文書およびメール
実施前の試験問題や模範解答
個人情報を含む文書およびメール
その他、公開が適切でない文書およびメール
so-zou jp
so-zou jp (テキスト処理ツール・文書校正)は無料の表現を確認するツールです。
入力した文書はYahoo! JAPANのサーバーで処理されます。
引用:so-zou jpより
so-zou- jpでできること
- 変換ミス
- 固有名詞・人名のチェック
- 名のチェック
- ら抜き言葉のチェック
- 二重否定、略語のチェック
私が文章をチェックしたところ、助詞のチェックができていました。
しかし、誤字脱字のチェックができていませんでした。
オンライン日本語校正補助ツール
オンライン日本語校正補助ツールは、katan_tさんが制作者です。
Yahoo!デベロッパーネットワークに校正支援APIを使用してチェックされています。
オンライン日本語校正補助ツールでできること
- 誤変換
- 固有名詞・人名のチェック
- 当て字
- 二重否定チェック
- 一度に文字容量100KB(約50000文字)まで
文章校正はほぼso-zou-jpと同じです。
私が同じ文章でチェックをしています。
助詞のチェックはできていましたが、誤字脱字のチェックが見過ごされています。
文章の下に間違いが表示されているのはわかりやすい。
プレスリリース校正ツール
プレスリリース校正ツール 運営は、株式会社 バリュープレス
プレスリリース、一度は聞いたことがあるのでは。
企業・団体などがメディア(TV・雑誌)に公表している情報です。
プレスリリース校正ツールでできること
- 文章をコピー、 ペーストでチェック
- 入力ミス チェック
- 言葉の使い方の間違い
- わかりにく言葉をチェック
私の文章でチェックをしたところ、
残念ながらこちらも、誤字脱字チェックが出きませんでした。
文章チェッカー
文章チェッカーの制作者は、 TAKAGI-1さん
2008年公開
無料の校正ツールですが、チェック後が大きく問題点を表示しています。
文章チェッカーでできること
- 文章コピー、ペーストでチェック
- 接続詞のチェック
- 表現のチェック
- 論理の進捗チェック(自分でする)
私の文章で校正チェックをしています。
接続助詞の指摘がされています。
指摘はみやすいです。
誤字脱字のチェックができていないのが残念でした。
Word
Microsoft Word
仕事で使われている人が多いのではないでしょうか?
校閲を使ったことがなかったのですが、改めて使ってみるとしっかりチェックできます。
Wordでできること
- 表記ゆれ
- 誤字脱字
- 助詞の連続
- 二重否定
- 表現の推敲
- スペルチェック
- 音声読み上げ
私の文章で校正(校閲)チェックをしました。
誤字脱字のチェックができていませんでした。
しかし、推敲(文字の表現)のチェックができていて、無料ですが使えるツールだと感じました。
文章校正ツール 上手な使い方
無料の文章校正ツールを遣う場合、チェックを機械に任せない。
ツールで確認・チェック・変更し、自分の目でもう一度確認する必要があります。
一つの文章校正ツールだけではなく、有料のツールを使ってさらに無料のツールを使う方法もあります。
有料のツールはチェック項目が増えてきます。
推敲(文章の表現を魅力的にする)の勉強にもつながってきます。
自分の使いやすい方法を使いながら見つけていきましょう。
まとめ
無料の文章校正ツールは、コピー&ペーストでチェックできるのが簡単です。
残念ながらすべてのツールで誤字脱字・ミスチェックがうまくできていませんでした。
それでも助詞や参考文献の指摘ができたり、文章の表現の指摘があったりと使えるツールではあります。
でもツールだけに頼らず、目で確認する必要があります。